ルノーの新型EV、ZOE…第一号車を仏産業再生大臣に納車

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フランスのアルノー・モントブール産業再生大臣に引き渡されたルノーZOEの量産第一号車
  • フランスのアルノー・モントブール産業再生大臣に引き渡されたルノーZOEの量産第一号車

フランスの自動車大手、ルノーは12月17日、新型EVの『ZOE』の量産第一号車を、フランスのアルノー・モントブール産業再生大臣に引き渡した。

ZOEは2012年3月、ジュネーブモーターショー12で市販版がデビュー。欧州Bセグメントに属するコンパクトな5ドアハッチバックEVだ。1回の充電で最大210kmを走行可能。急速チャージャーを使えば、80%のバッテリー容量を30分以内で充電できる。

ZOEは2012年内に、欧州市場で発売される。それに先駆け12月17日、フランスのアルノー・モントブール産業再生大臣に量産第一号車を納車。新車のキーがルノーのカルロス・タバレスCOOから、同大臣に手渡された。

ZOEのフランスでのベース価格は、2万0700ユーロ(約228万円)。フランス政府の最大7000ユーロ(約77万円)の補助金を適用すれば、ベース価格は1万3700ユーロ(約151万円)に下がる。

ルノーのカルロス・タバレスCOOは、「ZOEの第一号車の納車は、ルノーのEV戦略の新たな一歩。我々は手頃な価格のEVの普及を目指す」とコメントしている。

《森脇稔》

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