【広州モーターショー12】スズキのコンセプトカー、Sクロス…最優秀コンセプトカー賞に輝く

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スズキ Sクロス(広州モーターショー12)
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スズキは12月5日、中国で11月22日から12月2日まで開催されていた広州モーターショー12において、コンセプトカーの『Sクロス』(S-Cross)が最優秀コンセプトカー賞を受賞したと発表した。

Sクロスは2012年9月、パリモーターショー12で初公開。Cセグメントに属する新しいクロスオーバー車を提案したコンセプトカーだ。『SX4』の後継モデルを示唆したコンセプトカーと見られる。

ボディサイズは全長4310×全幅1840×全高1600mm、ホイールベース2600mm。現行SX4の「1.5XG」(全長4150×全幅1755×全高1605mm、ホイールベース2500mm)と比較すると、Sクロスは160mm長く、85mmワイド、ホイールベースは100mm長い。

デザインのキーワードは、エモーション、クオリティ、エアロダイナミクス。フロントバンパーからサイドドア、リアへとつながる抑揚のあるダイナミックなキャラクターラインが目を引く。スズキは、「安定感や塊感が感じられるデザインを融合させることで、先進的なクロスオーバー車を表現した」と説明する。

Sクロスの市販バージョンは、2013年末までに欧州で発売される予定。今回の広州モーターショー12が、中国初公開の場となり、同ショーの最優秀コンセプトカー賞に輝いた。

最優秀コンセプトカー賞は、同ショーの主催団体やメディアが毎年実施しているもの。スズキによると、Sクロスはインターネットや携帯電話、来場者による一般投票、および専門家の投票によって、最優秀コンセプトカー賞に選出されたという。

《森脇稔》

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