トヨタの新型『クラウン』では、「ロイヤル」「アスリート」「ハイブリッド」で同様のグレードが用意されるが、ガソリンエンジンモデルである「ロイヤル」と「アスリート」は、ハイブリッドモデルの53万〜60万円割安の価格帯となることが明らかになった。
新型クラウンのグレード体系は、「ロイヤル」シリーズと「アスリート」シリーズに、2.5リットルV型6気筒エンジン搭載モデルがそれぞれ3グレードずつ、「アスリート」シリーズのみ3.5リットルV型6気筒エンジン搭載モデルが2グレード用意される。したがって、ガソリンエンジン車は、計8グレードで構成されることになる。
「ロイヤル」シリーズのベースグレードである「ロイヤル」は、353万円(「ハイブリッド ロイヤル」:410万円)で、全グレード中最安となる。上級グレードの「ロイヤルサルーン」は409万円(「ハイブリッド ロイヤルサルーン」:469万円)、最上級グレードの「ロイヤルサルーンG」は482万円(「ハイブリッド ロイヤルサルーンG」:536万円)。
また、「アスリート」シリーズのベースグレードである「アスリート」は、357万円(「ハイブリッド アスリート」:410万円)。上級グレードの「2.5 アスリートS」は413万円(「ハイブリッド アスリートS」:469万円)、最上級グレードの「2.5 アスリートG」は490万円(「ハイブリッド アスリートG」:543万円)となる。
さらに、3.5リットルエンジン搭載の「3.5 アスリートS」が497万円、最上級グレードの「3.5 アスリートG」が575万円となる。
新型クラウンでは、ハイブリッドモデルのエントリー価格が大幅に引き下げられるが、ガソリンエンジンモデルは、ハイブリッドモデルの53万〜60万円割安のほぼ据え置き価格。購入予定者に悩ましい選択を突きつけることになる。