マクラーレンのチーム代表を務めるマーティン・ウィットマーシュは、今年チームがマシン性能を100%引き出せていれば、ルイス・ハミルトンがワールドチャンピオンシップを最終戦まで争っていたはずだと語った。
2012年シーズンの序盤にエラーが頻発したこと、最近になっても信頼性にかかわる故障が多発した結果、ハミルトンのタイトル獲りは足踏みし、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)とフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が最終決戦を繰り広げるブラジルでは完全に脇役に追いやられてしまった。
「チームの質、強さ、ミスの頻度、いずれをとってもわれわれは基準に届いてはいなかった。大きなポテンシャルを持ちながら、それを具体化することに失敗したのが今年のマクラーレンだ」
「このことは貴重な学習材料とし、来年はタフなチームとなって復活したい。ともあれ、あと何日間かはブラジルのレースに向けて万全の備えをして、勝利するつもりだ」