第3四半期のフォードのロシア新車販売、13%増

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米国自動車大手、フォードモーターは10月8日、ロシアにおける2012年第3四半期(7‐9月)の新車販売の結果を公表した。総販売台数は3万2527台。前年同期比は13%増と、2桁の伸びを達成した。

フォードモーターは2011年10月、ロシアのソラーズ社と折半出資の合弁会社、フォードソラーズを設立。現地の生産・販売事業を展開している。現在、商用車の『トランジット』をロシアで現地生産する他、複数モデルを輸入している。

同社の発表によると、ロシアでの新車販売を牽引しているのは、『フォーカス』や『モンデオ』。とくにフォーカスは、前年同期比20%の伸びを示しているという。

また、SUVの販売も好調。9月単月実績では、『エクスプローラー』が371台、『クーガ』が422台を販売。両車ともに、過去最高の販売台数を記録した。商用車のトランジットも、9月は新記録となる1206台を売り上げた。

フォードモーターの2012年1‐9月ロシア新車販売は、前年同期比16.5%増の9万5880台。フォードソラーズのテッド・キャニス社長兼CEOは、「顧客の需要に見合う車両の供給を実現することが非常に重要」と語っている。

《森脇稔》

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