ダカールラリー2013のトラック部門に参戦する日野自動車ワークスチーム「日野チームスガワラ」には日本国内の日野販売会社から選ばれた4人の整備士がメカニックとして参戦する。
メカニックリーダーを務める香川日野自動車の浦辺満広氏は10月16日都内で会見し、「2009年にメカニックとして1度参戦したが、当初、完走は固いだろうなという甘い気持ちで臨んだが、その時に改めてわかったことは完走することがどれだけ難しいかということ」と初参戦の経験を明かした。
このため「今回(初めて参戦する)メカニックたちも完走することがどれだけ難しいのかまだ実感できてないと思っている。それを伝えて、現場では一歩引いて効率よく仕事ができるようにしていきたい」と述べた。
その上で「私を含めてメカニックたちの決意は固まっている。最低完走。上位入賞目指し頑張って作業している」と決意を示した。
日野自動車は1991年に日本のトラックメーカーとして初めてダカールラリーに参戦。以来、前回大会まで21回連続出場、連続完走している。今回も日野レンジャー2台で参戦し、このうち1台は初の電子制御式コモンレールエンジン搭載車となる。