F1 韓国GPは10月14日、韓国国際サーキットで決勝が行われ、レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが今季4勝目を飾った。シンガポール、日本、そしてこの韓国と3戦連続の優勝だ。
2位はチームメイトのマーク・ウェバー、3位はこれまでドライバーズランキングトップを走っていたフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)だった。
グリッド2番手からスタートしたベッテルは、スタートの第1コーナーでポール・ポジションウェーバーを交わしトップに立つと、後続を寄せ付けない盤石の走りを見せた。
小林可夢偉(ザウバー)は序盤にジェンソン・バトンなどと接触し、ペナルティを受けるなど苦戦。マシンにダメージが残っていたのか18周目にピットに戻ると、マシンはそのままガレージにしまわれた。
今回の結果により、ベッテルがドライバーズランキングで首位に浮上。アロンソとは6ポイント差をつけた。前線で痛恨のリタイアを喫したアロンソは、少なくともバトンを上回る結果を残したかったところだが、2位のウェーバーが立ちはだかった。