フォードモーターは9月27日、フランスで開幕したパリモーターショー12において、新型『トルネオ』と新型『トルネオコネクト』を初公開した。
同車は、フォードモーターの新しいグローバル小型商用車。トルネオは欧州での車名で、乗用MPV版はトルネオコネクトを名乗る。また、北米ではそれぞれ、『トランジット』、『トランジットコネクト』のネーミングが与えられる。
新型は、最大積載量1トン未満の小型LCVカテゴリーで、最も機能的でスペース効率に優れるモデルを目指して開発。ホイールベースはショートとロングの2種類を用意して、幅広い顧客のニーズに応える。
搭載エンジンは、欧州では2.2リットル直列4気筒ターボディーゼルをメインに訴求。北米では、3.5リットルV6ガソリンの「エコブースト」もラインナップするなど、市場の嗜好に合わせたエンジンを設定した。
新型は欧州では2013年末、北米では2013年秋に市場投入の予定。欧州フォードのBarb Samardzich副社長は、「新型が世界の商用車ユーザーに、多くの支持を集めるだろう」と自信を示している。