フォルクスワーゲンは10月4日、11月末のロサンゼルスモーターショー12で初公開する予定の『ザ・ビートル』のオープン版、『ザ・ビートル・カブリオレ』について、その概要を公表した。
ザ・ビートル・カブリオレは、クーペボディのザ・ビートルのオープンカー仕様。先代の『ニュービートル』にもカブリオレが用意されており、フォルクスワーゲンはザ・ビートルにも、爽快なオープン走行が楽しめるカブリオレを設定する。
注目のルーフは、ニュービートル同様、ソフトトップを採用。全モデルが電動開閉式となっており、開閉にかかる時間は約10秒。48km/h以下なら、走行中でも開閉が行える。
また、オープンカーに求められる安全対策も万全。フォルクスワーゲンは、「アクティブ・ロールオーバー・プロテクション・システム」を新開発。万一、車両が横転した際には、瞬時にリアシート後方からロールオーバーバーが飛び出す。
欧州市場向けのエンジンは、ガソリンが1.2 TSI(最大出力105ps)、1.4 TSI(最大出力160ps)、2.0 TSI(最大出力200ps)の3種類の直噴ターボ。ザ・ビートル・カブリオレは、ドイツでは11月に受注を開始する予定だ。