韓国ヒュンダイモーターは9月27日、フランスで開幕したパリモーターショー12において、WRC(世界ラリー選手権)に参戦すると発表した。ヒュンダイは1998年、WRCのF2クラスに初参戦。2シーズンを戦った後、2000年に『アクセント』でWRCの最高峰へステップアップした。しかし、期待された結果を残せず、2003年をもってWRCから撤退している。約10年ぶりのWRC復活となるヒュンダイは、欧州向けのコンパクトカー、『i20』をベースにした『i20 WRC』を開発。現時点ではラリーカーの詳細は公表されていない。しかし、WRCのレギュレーションに従い、エンジンは排気量1.6リットルのターボ、駆動方式は4WD。シーケンシャルトランスミッションを採用することも、アナウンスされている。なお現時点では、WRCへの参戦開始時期は明言されていない。ヒュンダイモーターヨーロッパのマーク・ホール氏は、「WRCは地球上で最もドラマチックなスポーツのひとつ。ヒュンダイのエンジニアリング力と耐久性の高さを示す絶好の機会」とコメントしている。
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