スバル国内営業本部長の飯田政巳執行役員は9月25日に東京で開いた発表会で、エコカー補助金終了後の10月以降も、登録車については「XVの投入で拡販を推進し、前年水準以上をキープしていく」と語った。
もともと高水準の受注が続いていた『インプレッサ』シリーズの拡充により、補助金終了に伴う反動減の抑制に自信を示した。飯田氏によると、2011年11月に国内投入したインプレッサは、累計受注が約4万5000台となり、「計画の2倍以上で推移」している。
最近では納車までに3~4か月かかるため、広告宣伝を抑制しているものの「受注ピッチは衰えていない」という。12年4~8月のスバル登録車(除く軽)は、前回の補助金が実施された10年の同期に比べ、2割強の増加となっており、インプレッサ効果が明瞭だ。
一方で課題となっている納車期間の短縮について飯田氏は、増産対応などにより「年末には1か月程度に短縮できる」との見通しを示した。