北米向けホンダ アコード 新型…クーペはスポーツ性を強調

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新型ホンダ アコード クーペ
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ホンダが9月19日、米国で発売する新型『アコード』。新型には、4ドアセダン(日本名:『インスパイア』)だけでなく、引き続き日本にはない2ドアクーペが設定される。

新型の2ドアクーペは、従来以上にスポーティな走行性能をアピール。その核となるのが、ホンダの新世代技術、「アースドリーム」を導入した3.5リットルV型6気筒ガソリン「i-VTEC」エンジンだ。

新型3.5リットルV6は、最大出力278psを発生。従来の271psに対して、7psパワーを上乗せした。これはVTECシステムの改良による部分が大きい。また、低負荷時に6気筒のうちの2気筒を休止する、VCM(可変シリンダーシステム)も引き続き採用されている。

3.5リットルV6のトランスミッションは、6速AT。2ドアクーペは、4ドアセダンにはない6速MTも選択できる。

また新型のボディは、高張力スチールの使用割合を55.8%まで高めた。これは歴代アコードで、最も高い数値。スチールのうちの17.2%は、グレードの高いものを使い、強固なボディ剛性と軽量化を両立させた。ホンダによると、これらの効果で、優れたハンドリングと高い静粛性、長期に渡る耐久性を実現しているという。

《森脇稔》

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