ドイツの新興スポーツカーメーカーであるアルテガ。2012年6月末に破産申請を行ない存続が危ぶまれていたが、本拠を置くデルブリュック市などからの資金援助が決定、「事業運営を継続する」という声明を発表している。
アルテガは、ジュネーブモーターショー11でEVスポーツカー『アルテガSE』を正式発表、2012年8月の販売が見込まれていたが、2012年6月末、破産申請により計画は白紙になっていた。メルクスやグンペルトといった新興スポーツカーメーカーの破産申請が相次ぐなか、市販可能なEVを開発していたことが、資金援助を後押ししたとみられる。
アルテガSEは、2つのインホイールモーターにより380psを捻出、0-100km/hは3.9秒を誇る。また、最高速度は少なくとも205km/h、1充電での最大航続距離は360km程度になるという。