マルシャは2013年からウィリアムズ製の運動エネルギー回生システム(KERS)を搭載することを決めた。
マルシャ技術顧問のパット・シモンズの談話によれば、エンジンは4シーズン目もコスワースを使うということだ。
「ウィリアムズは昨年はコスワースに、今年はルノーのエンジンにKERSを装備しました。来年からわれわれが使うシステムはそれらの改良型です。効率や重量などウィリアムズの技術はとても魅力的です。技術面、商業面でのパートナーとしてウィリアムズは理想的だということでもあります」
今シーズンKERSを装備していないF1チームはマルシャとHRTの二2チームだけで、すでにウィリアムズやロータスはコスワースからルノーエンジンへのスイッチを終えているが、可能な限りはイギリス製V8エンジンでがんばり続けたいというのがシモンズの考えのようだ。