ホンダが8月20日、米国オハイオ州のメアリーズビル工場で初公開を予定している北米向けの新型『アコード』(日本名:『インスパイア』)。同車のパワートレーンの生産が、間もなく開始されることが分かった。
これは8月10日、ホンダの米国法人、アメリカンホンダが明らかにしたもの。オハイオ州のアンナエンジン工場において8月16日、新型アコード用のエンジン&トランスミッションの量産を開始するとアナウンスされている。
新型アコード用のエンジンは、ホンダの次世代環境技術、「アースドリーム」(EARTH DREAMS)を採用。このアースドリームの幅広い導入により、ホンダは3年以内に各カテゴリーで燃費トップを目指すとともに、2020年までに全世界で販売する製品のCO2排出量を2000年比で30%削減させる。
アンナ工場では、新型アコード用の直噴4気筒エンジンと新世代V6エンジンの2種類のガソリンエンジンを生産。さらに、新型に搭載する新世代のCVTも組み立てる。ホンダはこれにより、100名以上の新規雇用を創出するとしている。