8月8日、ホンダの米国法人、アメリカンホンダは新型『アコード』(日本名:『インスパイア』)の市販モデルを初公開。日本市場には導入されない、2ドアクーペのスタイリングも明らかになった。
2012年1月、ホンダはデトロイトモーターショー12に『アコードクーペコンセプト』を出品。このコンセプトカーが、ほぼそのまま、市販モデルとして発売される。
同時に公開された4ドアセダンとの違いは、フロントマスク。2ドアクーペには、メッシュデザインのフロントグリルが採用され、スポーティな雰囲気が強調された。
また新型では、歴代アコードで最も彫刻的なフォルムやエアロダイナミクス性能を追求。2ドアクーペには、トランクスポイラーなどの空力パーツが装備されているのが見て取れる。
搭載エンジンは、デトロイトモーターショー12の時点で公表されているアースドリーム技術を導入した新開発の直噴2.4リットル直列4気筒DOHCガソリン「i-VTEC」。最大出力181ps、最大トルク24.5kgmを発生する。ホンダが公表している画像には、「V6」のエンブレムが見えることから、V6エンジンも引き続きラインナップされる。
新型アコードは今秋、米国市場でリリース。ホンダは、次世代のプラグインハイブリッド(PHV)仕様も設定する計画だ。