テスラ モデルS、累計生産はようやく50台…今後倍増へ

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テスラ モデルS
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米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズが6月22日、米国での一般向け納車を開始した新型EV、『モデルS』。同車の累計生産台数が、50台にしか到達していないことが判明した。

これは8月2日、テスラモーターズが公式ブログで明らかにしたもの。モデルSの累計生産台数が、ようやく50台に達したことがアナウンスされたのだ。

モデルSは、米国カリフォルニア州のフリーモント工場で組み立てられる。累計生産台数が50台にとどまっているのは、同工場で入念なクオリティを確認しながら、組み立てが行われているため。

『ロードスター』に続く同社の市販EV第2弾がモデルS。ロータス『エリーゼ』のボディや車台がベースのロードスターに対して、テスラモーターズが一から新開発したのがモデルSだ。それだけに、初期の組み立て作業は、慎重に進められているもよう。

それでも1週間当たりの組み立て台数は、生産開始当初の3台から5台へ、そして10台へと徐々に拡大してきた。テスラモーターズは今後2‐3週間をメドに、モデルSの1週間当たりの生産台数を20台以上へ倍増させる計画。7月25日の時点で、1万1500台を超えた受注に応える方針だ。

《森脇稔》

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