米国の民間調査会社、JDパワー&アソシエイツ社は7月25日、「2012年米国自動車商品魅力度(APEAL)調査」の結果を公表した。ブランド別の満足度ランキングでは、ポルシェが8年連続で第1位に輝いた。この調査は今年で17回目。2012年モデルの新車を購入したユーザーを対象に、新車購入から90日が経過した時点で、愛車の魅力について質問している。質問項目は、性能、デザイン、装備など10カテゴリーの80項目以上。調査は2012年2-5月にアンケート方式で行い、7万4000人以上から回答を得た。調査は1000点満点で、ポイントの多い順にランキング。ブランド別の結果は以下の通り。1. ポルシェ(887点)2. ジャガー(877点)3. BMW(859点)4. アウディ(848点)5. メルセデスベンツ(844点)6. ランドローバー/レクサス(833点)7. キャデラック/インフィニティ(823点)8. アキュラ(816点)9. リンカーン/MINI(815点)10. フォルクスワーゲン(812点)11. ボルボ(807点)12. ラム(792点)13. フォード(791点)14. クライスラー(789点)15. キア(786点)16. ダッジ(785点)17. ビュイック/ヒュンダイ(784点)18. GMC/トヨタ(780点)19. シボレー(777点)20. ホンダ(771点)21. マツダ(770点)22. 日産(769点)23. フィアット(768点)24. ジープ/サイオン(764点)25. スバル(761点)26. 三菱/スマート(752点)27. スズキ(745点)業界平均値は788点ポルシェは8年連続の第1位。前回調査に対して、得点を8ポイント上乗せし、887点を獲得した。ポルシェは部門別でも、プレミアムスポーティカーで『911』が第1位に選出されており、高い魅力度が評価を受けた。ジャガーの2位、BMWの3位は前回と同じ。ランドローバーは前回4位から6位へ後退。アウディは5位から4位へ、メルセデスベンツは6位から5位へ上昇している。上位ブランドの中で、伸びが目立ったのは、ホンダの高級車ブランド、アキュラ。前回11位から、今回調査では8位となり、ポイントは808点から816点へ、8ポイント上乗せした。韓国ブランドでは、ヒュンダイが15位から17位へ後退。9ポイントダウンの784点にとどまった。一方、その傘下のキアは、20位から15位へ順位を上げ、プラス9ポイントの786点を獲得している。