GMの欧州部門のオペル/ボクスホールは11日、新型車の『アダム』(ADAM)の概要を明らかにした。実車は9月、フランスで開催されるパリモーターショー12でワールドプレミアされる。
アダムは、MINIのハッチバックやフィアット『500』に対抗するべく、オペルが開発したコンパクトカー。欧州のデザインチームが手がけた3ドアハッチバックボディは、特徴的なルーフデザインが目を引く。
ボディサイズは全長3700mm、全幅1720mm、ホイールベース2311mm。MINIのハッチバックと比較すると、アダムの全長は23mm短く、ホイールベースは156mmコンパクト。フィアット500との比較では、アダムの全長は154mm大きい。
インテリアは4シーターの設計。ボディカラーと同じ色をアクセントとして使うなど、若い顧客を意識した演出が施される。
搭載エンジンに関しては、当面、4気筒ガソリン3機種をラインナップ。1.2リットルは最大出力70ps。1.4リットルは最大出力87psと100psだ。オプションでアイドンリングストップが用意される。
アダムは9月のパリモーターショー12でワールドプレミアされた後、欧州主要国で2013年初頭から、販売がスタートする予定だ。