韓国ヒュンダイモーターの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは3日、6月の米国新車販売の結果をまとめた。6月としては過去最高の6万3813台を販売。前年同月比は10.5%増と、2桁の伸びを維持している。
乗用車系では、主力中型セダンの『ソナタ』が前年同月比12.3%増の2万0931台と回復。一方、小型セダンの『エラントラ』は1万7655台にとどまり、前年同月比は11.7%減と、引き続き減少傾向だ。
入門コンパクトカーの『アクセント』は、前年同月比56.7%増の5660台を販売。大型セダンの『アゼーラ』も新型投入により、前年実績の5倍近い1001台を売り上げた。
また、高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』は、7.1%増の3374台と堅調。新型コンパクトスポーツクーペ、『ベロスター』は3232台と人気を集める。
SUV系では、新型投入を控えた『サンタフェ』が前年同月比16.1%減の6703台と後退。『ツーソン』も4%減の4231台と、マイナスへ転じた。
ヒュンダイの2012年1-6月米国新車販売は、前年同期比11.1%増の35万6669台と過去最高。同社のデイブ・ズコフスキー副社長は、「3種類の新型車の追加投入を予定しており、今夏の販売にも期待できる」と自信をのぞかせている。