ヤマハ発動機は、6月下旬より、中国向け『YB』シリーズに『YB125SP』を新たに導入する。
YB125SPは、現行モデルの基本性能を継承しながら、初心者でも扱い易い乗車性、また長時間の荷物運搬や二人乗りでも快適さを求めるニーズに応えたモデル。足付き性が良くリラックスできるライディングポジション、二人乗りでも快適なロング&ローシート、フラットで積載性の高いリアキャリアなどを特徴としている。
バリエーションは4種あり、ホイールの種類(キャスト/スポーク)、フロントブレーキ方式(ドラム/ディスク)、主な外装パーツへのメッキ処理の有無などが選べ、幅広いニーズに対応する。
YB125SPは、同社の次期中期経営計画にある「事業規模拡大」政策を担う製品のひとつ。生産は重慶建設・ヤマハモーターサイクルが行い、同社グループ会社の上海ヤマハモーターサイクル販売が販売する。
価格は6680元(約8万3600円)から、中国国内での販売目標は年間10万台。