プジョー・シトロエン・ジャポンは、シトロエンDSラインのトップグレードとなる『DS5』を8月1日より発売する。
DS5は、1.6リッターDOHC 4気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載。アイシンAW製の6速ATとの組み合わせで、ダイレクトなドライブフィールとスムース感を実現。同時に徹底した高効率化と省燃費テクノロジーによって環境性能の向上も図っている。
外観では、ヘッドライトの先端からフロントガラス側面へと長く伸びるサーベルラインが大きな特徴。一体成型で高級感あふれるクローム仕上げのラインが、ひと目でDS5とわかる強いインパクトを放っている。
斬新なデザインは、美しさだけではなく、空力性能も追求。フロントバンパー両脇のエアインテークや、一体成型のポリカーボネート樹脂で作られたリアサイドディフレクターとリアルーフスポイラーなど、高い機能を合わせ持つボディフォルムにより、Cd値(空気抵抗係数)は0.29を実現。前面投影面積も0.69平方mとトップレベルの空力性能を達成し、燃費性能や高速走行時の安定性に貢献している。
インテリアでは、高級感を高めたシートが車内の雰囲気を演出している。特に、最上位のオプションとして設定されるクラブレザーシートはドイツ・バイエルン産の最高級雄牛革を使用。腕時計のベルトをモチーフにしたデザインを施し、高い質感を誇る。さらに、上部に設置された大型グラスルーフが、DS5独特の雰囲気を出している。「コックピット・ルーフ」と名付けられたガラスルーフは、運転席、助手席、後席に3分割され、それぞれにサンシェードを装備、ルーフコンソールのスイッチで開閉し 取り込む光を調節することができる。
安全性能では、6エアバッグ、ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)を搭載するほか、障害物を検知するフロント&バックソナーや夜間のコーナリングの際に進行方向を照らすバイキセノンディレクショナルヘッドライトなどを装備。欧州の安全基準テスト「EURONCAP」では、最高評価の5つ星を獲得している。
また、日本仕様には、サイド&バックカメラを専用装備。ルームミラー内に3.2インチのモニターを配し、サイドカメラとバックカメラの映像を映し出す。その他、ダッシュボード上部のヘッドアップディスプレイ、シトロエン初となるスマートキーシステムなどを装備する。
価格は400万円から。