メルセデスAMGはあと少しで大きくブレークできるとニコ・ロズベルグは自信の程を語った。今シーズンF1は、タイヤの作動領域が極めてシビアなピレリタイヤの影響もあって、F1史上初の7戦すべての勝者が異なるという珍現象が起きている。
ロズベルグは、まもなくチームがタイヤの性能をフルに活用できるようになりパフォーマンスは急進すると言う。
「メルセデスAMGには知恵に長けたエンジニアが何人もいるからね。タイヤの秘密もあと少しで解けると言ってるよ。そう遠くないうちにピレリタイヤの性能をフルに活かして一気にパフォーマンスを伸ばすことができると思う」
「クエスチョンマークが完全に取れたわけではない。非常に複雑なパズルなんだ。でもあと少しで扉は開くよ」
ただし、ロズベルグもメルセデスAMGが本気でタイトル獲得に動き出したわけではなく、今のところは個別のレースに向けて全精力を振り絞っている状況だと説明している。