テスラモーターズやフィスカーオートモーティブなど、EVベンチャー企業が隆盛を見せている米国。そして今度は、AMPエレクトリックビークルズ社が第1号店をオープンさせた。
同社は、米国オハイオ州に本拠を置くベンチャー企業。市販車をベースにEV改造を施すコンバージョンを手がけており、メルセデスベンツ『Mクラス』ベースのEVを米国市場で発表。2012年1月のデトロイトモーターショー12では、クライスラーグループのジープ『グランドチェロキー』をベースにしたEVを初公開している。
そんなAMP社がこのほど、オハイオ州シンシナティに最初のディーラーをオープン。現地でメルセデスベンツとジープの販売店を営むダナ・ハックニー氏とAMPが契約を結んで誕生したAMP初の販売拠点だ。
開業記念式典においてハックニー氏は、「現状のEVは米国では小さすぎる。我々が販売するEVは米国ユーザーが望むフルサイズEVだ」と述べ、EVの販売に自信を示した。