【F1 モナコGP】決勝リザルト

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2012年 F1 モナコGP(決勝)
  • 2012年 F1 モナコGP(決勝)
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F1モナコGPは27日(現地時間)、決勝レースが開催された。

マーク・ウェーバー(レッドブル)が、変転する状況の中、5台の先頭集団を最後まで率いてモナコGPに優勝した。自身キャリアでは2度目のモナコGP優勝であり、波乱の2012年シーズンで6人目の優勝者となった。

開幕から6戦目までに優勝者が6人というのはF1の歴史でも珍しい記録だが、チームとして2度目の優勝を果たしたのはレッドブルが最初となった。メルセデスのニコ・ロズベルグが2位、フェラーリのフェルナンド・アロンソがポディウムの両脇を占めた。

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)も4位を手に入れ、マクラーレンのルイス・ハミルトンが5位、そしてフェラーリのフェリペ・マッサが6位でフィニッシュ。ベッテルまでの上位4台が僅か1.3秒以内のフィニッシュという緊迫したレース展開となった。

スタート直後、出遅れたロータスのロマン・グロージャンとメルセデスAMGのミハエル・シューマッハが接触し、グロージャンはサスペンションを破損してスピン状態で1コーナーの中央でストップ。

先頭集団はグロージャンが引き起こした混乱を避けたが、ザウバーの小林可夢偉は後輪を引っ掛けて一瞬中に舞い上がった。サスペンションを壊した小林はこの後にリタイアしている。シューマッハは難を逃れて7番手でレースを継続したが、レース後半に燃圧の異常のためリタイアを決めた。

この日の午後は終始雨が予想され、終盤8周は上位勢のタイヤが磨耗したために足取りの重い展開となり、このことがトップ6の間隔をさらにタイトにした。ロズベルグ、アロンソ、ベッテル、ハミルトンに、今年最高のドライブを繰り広げたマッサが加わったトップドライバーの電車状態となった。気まぐれな雨はレース終盤に勢いを減じ、ウェーバーが今季初勝利を手にした。

1: ウェーバー(レッドブル) 1:46'06.557
2: ロズベルグ(メルセデスAMG)+0.643
3: アロンソ(フェラーリ)+0.947
4: ベッテル(レッドブル)+1.343
5: ハミルトン(マクラーレン)+4.101
6: マッサ(フェラーリ)+6.195
7: ディレスタ(フォースインディア)+41.500
8: ヒュルケンベルク(フォースインディア)+42.500
9: ライコネン(ロータス)+44.000
10: セナ(ウィリアムズ)+44.500

11: ペレス(ザウバー)+1 lap
12: ベルニュ(トーロロッソ)+1 lap
13: コバライネン(ケータハム)+1 lap
14: グロック(マルシャ)+1 lap
15: カーティケヤン(HRT)+2 lap

ファステストラップ:ペレス 1'17.298

DNF/リタイア

バトン (マクラーレン) 71
リチャルド (トーロロッソ) 66
ピック (マルシャ) 65
シューマッハ (メルセデスAMG) 64
ペトロフ (ケータハム) 16
小林 (ザウバー) 6
デラロサ (HRT) 1
マルドナド (ウィリアムズ) 1
グロージャン(ロータス) 1

《編集部》

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