トヨタ自動車は15日、『エスティマ』のマイナーチェンジ発表会を開催した。今回のマイナーチェンジでは、スポーティグレード「アエラス」を中心に、内外装の意匠変更を実施し、高級感とスポーティ感を高めている。
トヨタ自動車製品企画本部のZF主幹、堀淳一氏は今回のマイナーチェンジについて「エスティマのお客様は、スポーツグレードを購入される方がほとんどです」と話す。
一方で「ノーマルのエスティマ対エスティマハイブリッドの販売比は、5対1くらいでノーマルのエスティマの方が売れています。この要因は、エスティマハイブリッドがノーマルエスティマに比べて約100万円高いことに起因しているのではないかと考えています」とした。
そしてエスティマユーザーには、「エスティマハイブリッドよりも、ノーマルのスポーツグレードを買い求める傾向がある」と分析。そこで今回のマイナーチェンジではエスティマハイブリッドにも「アエラス」を設定したのだという。
エスティマハイブリッドは379万円から、エスティマハイブリッド「アエラス」は402万円から。エスティマは275万円から、エスティマ「アエラス」は297万円からとなっている。