マイナーチェンジしたアウディ『A5』の変更点は、エクステリアデザインの変更と、インテリアの質感、そして燃費や安全性の向上である。
燃費は、先代と比較し20%改善した。アウディジャパン営業オペレーション本部商品企画部の前田謙一郎さんによると、「アイドリングストップや電動パワステ、エアコンなどの電力消費を改善して達成させました」と語る。
また、安全面では、オプションではあるが、アクティブレーンアシストやアダプティブクルーズコントロールの装着が可能だ。「特にアクティブレーンアシストは電動パワステを介する車線維持装置として機能します。介入はあくまでジェントルにです。他社は警告のみですが、Aで5はきちんと修正します」と前田さんはその完成度に自信を見せる。
アダプティブクルーズコントロールは、先行する車両との距離を一定に保つために、レーダーテクノロジーを使用。30km/h 以下の低速走行時、衝突の危険性があると判断された場合は最大の制動を実施するという。