メルセデスベンツの高性能車部門、AMGは4日、米国で開幕したニューヨークモーターショー12において、『SL65AMG』の「45thアニバーサリー」を初公開した。
同車は、AMGの設立45周年を記念した限定モデル。同じくニューヨークモーターショー12で初公開された新型『SL』の最強グレード、SL65AMGをベースに、数々の特別装備を採用している。
ボディカラーは、デジーノマグノグラファイトと呼ばれる専用のグレーで塗装。フロントリップスポイラーやリアスポイラー、ドアミラーカバーはカーボンファイバー製として、凄みのあるルックスを実現する。
豪快なサウンドを奏でるAMGスポーツエグゾーストも標準。フロント19インチ、リア20インチのAMG製マルチスポークアルミホイールは、チタニウムグレーで仕上げられた。エンジンカバーも、カーボンファイバーとアルミで仕上げるこだわりようだ。
インテリアは、「エクスクルーシブスタイル」と呼ばれる専用レザーのスポーツシートをはじめ、マットカーボンファイバートリム、バング&オルフセンの専用オーディオ、車載インフォテインメントの「コマンド」など、至れり尽くせりの空間。
エンジンに変更はない。排気量5980ccのV型12気筒ツインターボは、最大出力630ps、最大トルク102kgmを発生。トランスミッションは、12気筒エンジンと初の組み合わせとなるAMGスピードシフトプラス7Gトロニック。0-100km/h加速4秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを実現する。
この45thアニバーサリー、9月に発売予定。限定45台のみが生産される。