全体相場は反落。中国、ユーロ圏で発表された経済指標が市場予想を下回ったことで、世界的な景気減速に対する警戒感が台頭。米国市場が下落した流れを受け継いだ。
円相場が対ドルで1ドル=82円台、対ユーロで1ユーロ=108円台に上昇したことが嫌気され、主力株に売りが先行した。
平均株価は一時13日以来1週間半ぶりの1万円台割れ。引けにかけて値ごろ感からの買いが入り、前日比115円61銭安の1万11円47銭とかろうじて大台を保って引けた。
自動車株は、円高による採算悪化懸念から全面安。トヨタ自動車が70円安の3465円と3日続落。ホンダが95円安の3180円、日産自動車が23円安の855円と続落した。