日産自動車がエンジンを供給し、米国のデルタウイング社が6月のルマン24時間耐久レースに投入する次世代ルマンレーサー。同車の公式初テストの映像が15日、ネット上で公開された。
この映像は、米国フロリダ州で開催されたFIA世界耐久選手権(WEC)第1戦、セブリング12時間のレース直前に、同コースで収録されたもの。多くの報道陣が見守る中、日産とデルタウイングの次世代ルマンレーサーが披露され、公式テストに臨んだのだ。
戦闘機を思わせる斬新なデザインは、車両重量わずか475kg。日産が開発した直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「DIG-T」は、最大出力300psを発生する。
6月のルマン24時間レースでの活躍に期待高まるシェイクダウンの様子は、動画共有サイト経由で見ることができる。