F1オーストラリアGPでサプライズな3番手グリッドを獲得しながら、レースでは早々にリタイアしたロマン・グロージャン(ロータス)が、パストール・マルドナド(ウィリアムズ)を非難している。
スタートで出遅れ2周目には6番手を走行していたグロージャンの目の前で、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)をオーバーテイクしたため、メルセデスAMGが減速した。それに合わせて勢いを失ったままターン13に差し掛かったグロージャンのインを突いたのがマルドナドだった。コーナー立ち上がりで両車は接触し、ステアリングアームを破損してリタイアに追い込まれたグロージャンは、責任はマルドナドにあると発言している。
「チェッカーまで走り続けてポディウムに立とうと頑張っていたので非常に残念でならない。パストールのブレーキングは明らかに遅すぎたと思う。それが僕の右前輪と彼の左後輪がぶつかった原因だ。せっかくの予選グリッドも水の泡になってしまった……。次のマレーシアGPは僕の得意なサーキットだからここで結果を出すよ」