富士スピードウェイは22日、ハイブリッドカーオーナーを対象にしたレースイベント“Eco Car Cup”(エコカーカップ)を2012年度も全3回開催すると発表した。2012年度の開幕レースとなる春大会が4月14日に開催される。
同イベントは、「より安全に」、「より速く」、「より低燃費で」 をテーマに、ハイブリッドカーの燃費性能を最大限に活かしつつ、「速さ」と「燃費」を両立させながらチームの総合力を競い合うレース。
2011年大会では、SUPER GTに参戦するレーシングドライバーからアマチュアドライバーまで幅広い層の人たちがチームで参加した。今シーズンも、競技はタイムアタックやスプリントレースなどのレース競技要素と、ナビゲーターの同乗によるラリー競技要素も盛り込んだものとなる。
2012年度の開幕レースとなる4月14日の春大会は、ショートサーキットを舞台に、タイムアタック、15周のスプリントレース、35分の耐久レースが行なわれ、各走行結果と燃費の総合ポイントで勝敗を争う大会となる。また、今大会からより多くの人が参加できるよう、新型車種クラスの追加など、対象車種の拡大が図られた。
春大会の募集定員は27チーム、参加費は1チーム2万4000円(別途 :1名あたり入場料1000円/中学生以下は保護者同伴で無料)で、大会専用ウェブサイトから申し込みできる。
なお、8月5日には夏大会、年明け2013年1月5日には冬大会として“ハイブリッドカー日本一決定戦”をレーシングコースにて開催を予定している。
エコカーカップ2012年度開催日程
●春大会:4月14日(ショートサーキット)
●夏大会:8月5日(レーシングコース)
●冬大会:2013年1月5日(レーシングコース)