フォルクスワーゲングループは14日、1月の世界新車販売の結果を公表した。アウディやセアト、シュコダを含むグループの総販売台数(商用車を除く)は、41万9200台。前年同月比は0.1%増だった。
フォルクスワーゲンの乗用車部門の市場別販売は、欧州が前年同月比0.8%増の12万5500台。このうち、地元ドイツは8.4%減の3万9600台と後退する。ロシアは118.4%増の9300台と大躍進だ。
また、北米は前年同月比30.2%増の3万9600台をセールス。このうち米国は、新型『パサート』や『ジェッタ』、『CC』の好調により47.9%増の2万7200台を売り上げた。一方、中国(香港を含む)は、春節の影響で8.6%減の15万9900台と落ち込む。南米は前年同月比3.2%増の6万4400台だ。
フォルクスワーゲングループのクリスチャン・クリングラー販売担当取締役は、「2012年も好調なスタートを切った。新鮮で革新的な商品により、昨年並みの販売を維持している」とコメントしている。