アストンマーチン V12ザガート…これが量産モデル

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アストンマーチンは9日、『V12ザガート』の量産モデルの概要を明らかにした。実車は15日、中東で開幕するクウェート・コンクール・デレガンスで初公開される。

同車は、2011年5月に披露された『V12ザガートコンセプト』の市販版。アストンマーチンとイタリアのカロッツェリア、ザガートとの50年に渡る協力関係を記念したモデルだ。2011年6月末、ドイツで開催されたニュルブルクリンク24時間耐久では、レースデビューも果たしている。

今回発表された量産バージョンは、基本的にコンセプトカーのデザインを踏襲。ただし、フロントグリルのデザインなど細部のディティールは、市販に向けて改められた。ボディカラーは4色。ブラックレザー&アルカンターラ、カーボンファイバー製トリムがあしらわれたインテリアは、エクスクルーシブな空間だ。

また、ボンネットや「ダブルバブル」と呼ばれるルーフ、ドアはハンドメイドのアルミ製。前後フェンダーやドアシル、トランクリッドには、軽量なカーボンファイバー素材が使用される。

フロントに搭載されるのは、『V12ヴァンテージ』譲りの6.0リットルV型12気筒ガソリンエンジン。最大出力517ps、最大トルク58.1kgmという強力なスペックを発揮する。トランスミッションは6速MT。

V12ザガートは2012年後半から、限定150台が生産される予定。英国での価格は、33万ポンド(約4040万円)からとアナウンスされている。

《森脇稔》

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