日産自動車の米国法人、北米日産は8日、米国で開幕したシカゴモーターショー12に、『パスファインダーコンセプト』を出品した。今回は、インテリアが初公開されている。同車は、日産の北米市場における主力SUVの1台、『パスファインダー』の次期モデルを示唆したコンセプトカー。初代パスファインダーは、1986年にデビュー。『テラノ』の北米・中東向け仕様が、パスファインダーを名乗った。1月のデトロイトモーターショー12でベールを脱いだパスファインダーコンセプトだが、北米日産は今回、シカゴモーターショー12において、そのインテリアを初公開。ファミリー層を意識した3列シート、7名乗りの室内が明らかになった。米国ではミッドサイズに分類されるSUVでありながら、フルサイズ車に匹敵する快適性を追求しているのが、パスファインダーコンセプトの大きな特徴。上質なレザーを使ったシートは、1列目にはヒーター&クーラー機能、2列目にはヒーター機能が装備される。2列目シートは、クラス最大級のスペースを確保。簡単に折りたためる構造として、3列目シートへのアクセス性を高めている。また、2列目に装備したチャイルドシートはそのままに、3列目シートに乗降できる60対40分割セカンドシートには、「チャイルドシートモード」が備わる。さらに、「トリゾーン」と名付けたエンターテインメントシステムも用意。ヘッドレストモニターや13スピーカーのBOSE製オーディオなど、後席乗員向けの快適装備を充実させた。パスファインダーコンセプトは2012年秋、新型パスファインダーとして米国で発売される予定だ。
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