トヨタ自動車のレクサス本部副本部長である大原一夫常務役員は26日、レクサスの新型『GS』発表会見の席上、今年のレクサスブランドの世界販売について「前年実績の40万4000台から、ひとつ上の大台の50万ないし51万台程度を目指したい」と表明した。
50万台に届けば24%の伸びとなり、トヨタブランドとともに大幅な販売増を計画している。一方、大原常務は国内のレクサス販売については、「ほぼ前年並みの計画」と述べた。
国内は昨年、コンパクトなハイブリッド専用モデルの『CT200h』を投入したこともあり、2010年を27%上回る4万2400台と高水準な販売実績を挙げた。
このため、新型GSの投入効果などは見込まれるものの、堅実な計画値とした。同日発売したGSシリーズは、国内では月600台の販売を計画している。