トヨタ自動車が2012年、『プリウス』シリーズの米国での拡販に乗り出す。販売目標は、2011年実績比60%増の22万台というから鼻息は荒い。
トヨタは2011年秋、米国市場へプリウスの派生車種第一弾として、『プリウスv』(日本名:『プリウスα』)を投入。また2012年3月には、第二弾の『プリウスc』(日本名:『アクア』)の米国発売が控えており、『プリウス プラグインハイブリッド』もスタンバイしている。
19日、『ブルームバーグ』が伝えたところによると、米国トヨタ販売は2012年、米国でプリウス シリーズを年間22万台販売する計画。この目標は、2011年実績比で60%増という意欲的な数字だという。
米国トヨタ販売のCarly Schaffner広報担当は、同メディアの取材に対して、「プリウスvは2011年10月末に発売してから、わずか2か月で8399台を販売した」と説明。さらに「GMのシボレー『ボルト』の2011年実績の7671台を早くも超えた」と述べ、その販売に確かな手ごたえを示している。