日産自動車の中国法人は5日、11月の新車販売結果を明らかにした。総販売台数は約11万3200台。前年同月比は24.5%増と、7か月連続で2桁増を達成した。
好調な販売の原動力が、2011年1月に投入した新型『サニー』(現地名:『陽光』)。同車は東風汽車との中国合弁、東風日産が発売しているモデルで、北米向けの『ヴァーサセダン』の兄弟車に当たる。また、『シルフィ』も順調に売り上げを伸ばす。
日産は中国において、沿岸部だけでなく内陸部でもディーラーネットワークを構築。これも、好調な販売を維持している大きな要因だ。
日産の2011年1-11月中国累計新車販売台数は、前年同期比21.4%増の約112万8700台。同社はすでに、2015年末までに中国における新車販売台数を、現在の約2倍の230万台に引き上げると発表している。