全体相場は反発。11月30日、日米欧の主要中央銀行がドル資金供給に向けた政策協調に乗り出すことを発表。これを受けて欧米市場が急伸した流れを受け、主力株を中心に買いが先行した。
中国・上海などアジア市場が全面高となったことも支援材料となり、平均株価は前日比162円77銭高の8597円38銭と反発。高値圏では利益確定売りも出たが、11月14日以来の高値水準で引けた。
欧米の景気後退に対する警戒感が後退し、自動車株は全面高。
トヨタ自動車が58円高の2567円と反発。独BMW社との業務提携を発表したことで、市場の注目度が高まってきそうだ。
ホンダが95円高の2484円と反発。日産自動車も11円高の701円と続伸し、11月15日以来半月ぶりに700円台を回復。