【東京モーターショー11】マツダは車の良さだけで勝負する

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マツダ(東京モーターショー11)
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“絆”、“エコロジー”などの色合いが濃い今年の東京モーターショー会場で異彩を放っているのがマツダブースだ。

精悍な黒基調のブースデザイン、メインステージ上にはエモーショナルデザインを極めたDセグメントセダンのコンセプトモデル『雄(TAKERI)』と新型SUV『CX-5』、またコンコース沿いには将来のマツダ製セダンのデザインテーマを表現した「魂動」などの力作が並ぶ。

一般公開日以降も、ステージパフォーマンスは必要最小限になるという。「モーターショーでのアピール方法は各社それぞれですが、我々はクルマの良さだけで勝負しようと考えました。デザインコンセプトの躍動感や高質感、またドライビングの楽しさと省エネルギーの両立を目指したスカイアクティブテクノロジーに共感を持っていただければ幸いです」(広報担当者)

デザインとともに前面に押し出されているのはディーゼルエンジン。世界中の将来規制をクリアする最新技術で、前出のコンセプトモデルにはこのエンジンが搭載されているという。新環境技術群スカイアクティブの技術展示も充実。大いに楽しめそうだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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