トヨタ ランドクルーザー にほとんど水陸両用仕様?!…豪

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オーストラリアで発売されたランドクルーザー(200)のGXグレード
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タフな走破性能と高級サルーンに匹敵する快適性により、世界中で支持されているトヨタ『ランドクルーザー』(200)。そのランドクルーザーに、オーストラリアで水陸両用といえそうな新グレードが登場した。

これは7日、トヨタ自動車のオーストラリア現地法人が発表したもの。「GXL」グレードをベースに、一部快適装備を省略。そのうえで、オフロード走行用の装備を採用した「GX」グレードが新登場したのだ。

まず目を引くのは、新車時からAピラーに装着される「シュノーケル」。オフロードで川などを渡る際、車両が水没しても、エンジンに空気を取り入れ、走行を続けるために欠かせないアイテムである。

またアンダーボディには、プロテクションを装備。燃料タンクは標準の93リットルに、45リットルのサブタンクを追加して、ロングドライブに対応させた。機能性を重視して、17インチのホイールはスチール製としている。

さらに、フロアは防水目的でビニール製に変更。リアゲートは、左右2分割で開閉するタイプが装備され、スペアタイヤはフロア下に取り付けられた。

エンジンは、ディーゼルのみ。4.5リットルV型8気筒ツインターボは、最大出力265ps、最大トルク66.3kgmと、ディーゼルならではの太いトルクが特徴だ。トランスミッションは6速AT。トルセンLSD付きフルタイム4WDやマルチテレーンABS、ヒルスタートアシストなどが、タフな走破性能を支援する。

このランドクルーザー、現地ベース価格は7万7990オーストラリアドル(約630万円)と公表されている。

《森脇稔》

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