トヨタのインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は1日、10月のインド新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万0762台。前年同月比は63%増と、9月の105%増ほどではないものの、高い伸びが続いている。
販売好調の要因が、2010年12月に発売したインド向け戦略コンパクト、『エティオス』。同車は10月、トヨタのインド販売の54%に当たる5859台を販売した。その内訳は、セダンが3405台、2011年6月末に投入したハッチバックの『リーバ』が2454台だ。
また、ミニバンの『イノーバ』は3411台をセールス。SUVの『フォーチュナー』は763台、『カローラアルティス』も700台を売り上げた。
TKMのサンディープ・シン常務は、「10月は大祭休暇により、生産が減少。しかし、エティオスを中心に販売が伸びた」と語っている。