富士重工業(スバル)は1日、2012年3月期の第2四半期累計決算と通期の業績予想を発表した。通期は円高による減益影響が膨らむものの、純利益は従来予想を10億円増額修正して360億円(前期比29%減)とした。下期は前年同期比で30%の増産を行い、東日本大震災による影響で同比24%の減産となった上期の挽回を図る。通期の営業利益は300億円(64%減)と従来予想を据え置いた。連結売上台数は2%減の64万5000台を目指す。従来の計画に対し1万3000台の上乗せを図る。一方、下期は1ドル=77円、1ユーロ=105円を前提とし、通期では営業損益段階での為替影響が456億円に膨らむ。上期決算は諸経費の圧縮により、純利益が従来予想を98億円上回る328億円(前年同期比27%減)となるなど、各利益とも上ぶれた。このため、下期は実質的には下方修正となる。吉永泰之社長は通期予想について「とくに保守的に見ているわけではない。円高の影響が大きいものの、増産対応によって計画利益を確保したい」と述べた。
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