【新聞ウォッチ】研究開発投資、トヨタ、世界1位の座から4位に転落

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。


2011年10月20日付

●パナソニックTV縮小、工場売却・停止、数千人削減へ(読売・1面)

●カーナビが品薄、レンズか受注中止、タイ洪水日本に影響(読売・2面)

●「道の駅」避難所に活用、国交省(朝日・7面)

●トヨタ、インドネシアとタイに工場、来年末にも建設(朝日・10面)

●電気自動車300キロの旅、充電場所探し冷や冷や(朝日・37面)

●タイ洪水日系自動車全8社停止、生産影響長期化恐れ(毎日・1面)

●冬も4社電力不足懸念、関電10%節電要請検討(毎日・1面)

●困難乗り越え夢実現へ、ダカールラリー参戦の日野自動車、メカニックに石巻営業所の稲葉勇哉さん(毎日・25面)

●ガソリン10週連続値下がり、HV普及で価格競争激化(産経・11面)

●首都高1月から距離別料金、ETC500~900円(東京・1面)

●昨年の世界研究開発投資、トヨタ、3年ぶり首位転落(日経・9面)

●中型車「アテンザ」生産、マツダ、日中2工場に集約、部品調達を一元化(日経・13面)

●会社研究:日産自動車「資本のねじれ」課題に(日経・17面)


ひとくちコメント

2010年のグローバル企業の研究開発(R&D)投資ランキングで、2008~09年と2年連続で世界一の座をキープしていたトヨタ自動車が4位に転落。前年13位のホンダも17位に後退したことが明らかになった。 欧州連合(EU)の欧州委員会が発表したもので、きょうの日経が取り上げている。

この調査は世界の主要企業1400社を対象に、EUの欧州委員会が実施しているが、2010年の研究開発投資の総額は前年比4%増とリーマンショックの影響で落ち込んだ09年(同1.9%減)に比べると持ち直している。

ランキングの1位はロシュ(スイス)で前年2位からトップに躍り出た。2位はファイザー(米)、3位はマイクロソフト(米)で、前年1位のトヨタは4位に後退した。トヨタの研究開発投資額は前年比200万ユーロの微減だったが、上位3社の投資額が大幅に伸びたことで順位を下げた。ベスト30をみると、自動車メーカーではトヨタのほか、フォルクスワーゲン(独)が6位、ホンダが17位、日産自動車が25位となっている。

自動車以外では、10位になった韓国のサムスン電子がさらにランクを上げて7位に浮上。ライバルの日本勢はパナソニックが15位、ソニーが19位のほか、日立製作所が26位、東芝が32位で、サムスンに大差をつけられた。きょうの読売はパナソニックが韓国勢にシェアを奪われてテレビ事業を縮小することを伝えているが、R&Dの分野でも韓国恐るべしである。
《福田俊之》

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