東京で記者会見した伊奈功一社長は、『ミライース』の販売目標について「立上がりの1年間は月1万台を目指していく」と表明した。同車のモデルサイクルでの販売計画は月7000台としている。
JC08モードで30km/リットルというガソリン車最高の燃費性能や、ベースモデルで79万5000円とした低価格を武器に、当初は1万台の大台乗せを図る方針だ。
営業本部長の馬場建二・取締役専務執行役員は、「大きな反響をいただいており、とりわけ年内は5万台の受注にチャレンジしたい」と述べた。
また、馬場氏は今年の軽自動車総市場について「年初に150万から160万台規模と見ていたが、今のところ158万台くらいは行けるのかなと見ている」と展望した。軽自動車については年間を通せば東日本大震災の影響は、ほとんど受けない見込みとなってきた。