日産自動車のEV、『リーフ』。同車がアイルランドで開催される「キャノンボール・アイルランド2011」に、スーパーカーに交じって初参加することが分かった。
1981年に公開された映画『キャノンボール』は、非合法な公道レースを取り上げて話題となった。しかし、アイルランドのキャノンボールは、交通法規を順守して行うもの。今年で3度目となるチャリティイベントとして、現地では定着している。
2011年は、スーパーカー150台以上が参加。9日にアイルランドの首都、ダブリンを出発し、14州、約1000kmを走破して、アイルランドのKILKENNYでゴールする。
このキャノンボールに、リーフが初参加。もちろん、EV初だ。リーフは1回の充電で最大160kmしか走行できないから、3日間で1000km走破することは困難に思える。
しかし、アイルランドは、充電ステーションの整備がかなり進んだ国。リーフのキャノンボール参加は、EVの普及環境が整っていることをアピールするのが目的だという。