米国新車販売、トヨタとホンダは4か月連続減…8月実績

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民間調査会社のオートデータ社は1日、8月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は107万2283台。前年同月比は7.5%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

米国ビッグ3では、首位のGMが21万8479台をセールス。前年同月比は18%増と3か月連続のプラスを維持した。シボレーブランドの小型セダン、『クルーズ』が2万1807台を販売。SUVの『エクイノックス』も、57.6%増の1万6606台を売り上げる。

2位のフォードモーターは、17万4800台を販売。前年同月比は11.1%増と、3か月連続のプラスとなった。SUVの『エスケープ』が、38.9%増の2万0607台と牽引。主力中型セダンの『フュージョン』は、4.9%増の1万7925台だった。

クライスラーグループは、再びトヨタを抜いて、3位へ浮上。その販売台数は13万0119台で、前年同月比は30.6%増と17か月連続のプラスだ。大型ピックアップトラックの『ラム』が、12%増の2万1243台。ジープブランドでは、『ラングラー』が69%増の1万2949台と伸びた。

日本メーカーのビッグ3では、4位のトヨタが12万9483台を販売。前年同月比は12.7%減と、4か月連続で前年実績を下回った。新型発売を控えたベストセラー乗用車の『カムリ』が5.7%減の3万0185台、『カローラ』が22.1%減の1万6420台、『RAV4』が57.5%減の6502台と、主力3車が落ち込んだ。

ホンダを抜いて、2か月連続で5位の座をキープした日産は、9万1541台。前年同月比は19.2%増と、3か月連続で増加した。主力の『アルティマ』が、24.5%増の2万3016台と牽引。小型SUVの『ローグ』も、13.2%増の1万1467台と人気を集める。

6位のホンダは、8万2321台を販売。前年同月比は24.3%減と、トヨタ同様、4か月連続のマイナスだ。『アコード』(日本名:『インスパイア』)が21.2%減の1万8439台、『シビック』が49%減の1万2083台、『CR-V』が18.1%減の1万6572台と、主力3車の大幅減が響いた。

《森脇稔》

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