スズキ第1四半期決算…営業利益20%減、震災と為替が影響

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スズキ(ジャカルタモーターショー11)
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スズキが3日に発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比20.0%減の255億円と大幅減益となった。

売上高は同7.5%減の6073億円と減収となった。東日大震災による部品不足の影響で四輪車の国内生産の減産を余儀なくされたため。四輪車の売上げ台数は同7.9%減の56万2000台だった。国内が大幅減となったほか、欧州、その他地域も低迷した。二輪車は同14.9%増の37万7000台と好調だった。

収益では売上の減少や為替差損が諸経費削減、原価低減でカバーできずに経常利益は同6.0%減の287億円だった。当期純利益は同23.6%増の187億円だった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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