フォルクスワーゲングループは7月28日、2011年上半期(1〜6月)の決算を公表した。
同社の発表によると、アウディやセアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総売上高は、前年同期比26%増の778億ユーロ(約8兆4800億円)。営業利益は61億ユーロ(約6650億円)と、前年同期の2倍以上を達成した。
2011年上半期の世界新車販売は、前年同期比14.3%増の約410万台。このうち、フォルクスワーゲン乗用車部門は、15.8%増の約220万台で、『ポロ』や『ティグアン』、『ジェッタ』を中心に販売を伸ばした。
フォルクスワーゲングループのマルティン ・ヴィンターコルン会長は、「魅力的な商品や高い環境技術などが、上半期の結果につながった」とコメントしている。