ランボルギーニジャパンは28日、高性能スポーツカー『ガヤルド LP550-2』の試乗会を、千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催した。29日には顧客向け試乗会を開催する。会場には7月に発表されたばかりの「LP550-2トリコローレ」など現行ラインナップが勢揃いした。
ガヤルド LP550-2は現在のラインナップ中、唯一の後輪駆動モデル。550psを発揮する5.2リットルV10エンジンと組み合わせ、「ドライバーの思い描く通りのドリフトが可能」として、走りを求めるスポーツ・ドライバーに好評を博しているという。
エクステリアデザインはそのままに、スプリング、ダンパー、スタビライザー、タイヤの調整などは全て2WD用にセッティングされた。このほか、トランスミッションの適合化、ESPシステムの最適化などが図られている。
0-100m加速は3.9秒、最高速度は320km/hと圧倒的なパフォーマンスながら、独自のアシスタンス・システムを採用することで、洗練された挙動と高い安全性を確保した。
28日に開催されたメディア向け試乗会では、袖ヶ浦フォレストレースウェイの周回コースを先導車に続き走行した。前日からの雨の影響で路面はウエットながら、アシスタンス・システムの恩恵により、鋭いコーナリングを可能とした。ストレートでは160km/h以上で走行、スキール音とV10エンジンの咆哮が轟いた。
また展示車両として、7月に発表されたばかりの「LP550-2トリコローレ」、5月発表の「LP560-4ビコローレ」、「LP560-4スパイダー」、「LP570-4スーパーレジェーラ」と、ランボルギーニの現行ラインナップが会場に華を添えた。